原則として予防接種は13:30〜15:00の時間帯に行いますが、保育園や幼稚園、学校帰りに予防接種を希望される1歳以上の方を対象に、一般診療の時間にも予防接種を受け付けます。予約システムからご予約下さい。(ワクチンの手配の関係で2診療日前までにご予約下さい。)
当院で出来る予防接種
ロタウイルスワクチン(定期)
B型肝炎ワクチン(定期)
ヒブワクチン(定期)
肺炎球菌ワクチン(定期)
四種混合(DPT-IPV)ワクチン(定期)
BCGワクチン(定期)
不活化ポリオワクチン(定期)
麻しん風しん混合(MR)ワクチン(定期)
水痘ワクチン(定期)
ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン(任意)
日本脳炎ワクチン(定期)
二種混合ワクチン(定期)
子宮頸がんワクチン(定期)
インフルエンザワクチン(秋〜初冬のみ)(任意)
国の方針により、BCG予防接種は平成25年4月1日から、接種対象者が「生後1歳未満まで」になりました。
また、推奨接種時期が「生後5ヶ月〜8ヶ月に達するまでの間」となりました。
当院も4月以降はこの方針に則り、予約を受け付けいたします。
よろしくお願いします。
2011(平成23)年3月、ワクチン同時接種後に死亡した乳幼児のケースが報告されました。一時的にワクチン接種を見合わせる事態になりましたが、その後の小児科専門医による検討では、死亡原因とワクチン同時接種との因果関係はなく、基礎疾患の病状悪化によるものと判断されました。
また、ワクチン同時接種により副反応の起こる確率は、単独接種の時と大差がなく安全に行うことができる、という報告も出ました。
日本小児科学会雑誌 H24.5月号 齋藤昭彦ら
「基礎疾患を持つ小児に対する同時接種によるワクチン接種」
日本のワクチン行政は諸外国にくらべ大幅に遅れをとっていましたが、厚生労働省は最近になってワクチン接種の重要性を認め、他国なみに予防接種を推進しようという流れになっています。
まず手始めに、ポリオ生ワクチンが不活化ポリオワクチンに変更されました。
また、今後、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンが定期接種化されますし、さらに、将来的には水痘、おたふくかぜ、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンも定期接種となる予定です。
そうなると、これまでのワクチンも含めて単独接種でスケジュールをたてようとすると、非常にきつい日程になります。ほぼ毎週予防接種のために医療機関に来てもらわなければなりません。そんな状態でひとたび病気をしようものなら、スケジュールが大幅に狂ってしまい、最悪の場合、接種のタイミングを失ってしまう可能性も考えられます。
以上のことから、当院としては複数のワクチンの同時接種をおすすめします。
また、一つのワクチンをうつと、一定期間次のワクチンが受けられなくなります。しかも、その期間は各ワクチンごとに異なります。
1歳未満の乳児のお子さんは、たくさんのワクチンをこまめに受けなければなりませんが、スケジュール管理が非常に難しいものになります。
当院では、保護者のみなさんが予約システムを使って自由に予防接種の予約することができますが、特に1歳未満のお子さんの予防接種の予約に関しては、できるだけ当院スタッフに声をかけて頂いた上で予約して下さいますようお願い申し上げます。(ご自分で予約される場合は、くれぐれも接種間隔が十分あいているか、確認してください)
複雑化する予防接種を乗り切る手助けをするために
というサイトから、予防接種のスケジュール管理のアプリが出ました。
(Andriod, iphone対応)
非常に便利なアプリですので、スマホをお持ちの方は是非とも活用して下さい。
(残念ながら、普通の携帯は未対応です)